会頭挨拶
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第31回日本形成外科手術手技学会
会長 元村 尚嗣
大阪公立大学医学部付属病院形成外科 教授
この度、第31回 日本形成外科手術手技学会の会長を拝命しました大阪公立大学大学院医学研究科形成外科学の元村尚嗣です。本学術集会を開催するにあたり、一言ご挨拶申し上げます。
本学会を主宰させて頂くことは大変光栄であるとともに、その責任の重大さを改めて痛感しております。学会テーマは「情熱と愛を持って形成外科手術を極める」とさせていただきました。このテーマのもと、全国の形成外科医の皆様、そしてその分野に関心をお持ちの全ての皆様方を、2026年3月7日土曜日になんばスカイオコンベンションホールでお迎えしたいと存じます。形成外科の分野は、技術革新と医学の進歩により、多様な治療方法が日々進化しています。しかしながら、我々の最も大切な使命は、患者様に対する「情熱と愛」をもって最高の治療を提供することにあります。それゆえ、本学術集会では知識の共有と技術の研鑽を通じて、患者様へのキュアおよびケアの質を高めるための新たなアプローチについても深く議論したいと考えています。
「情熱と愛」を持つ若手からベテランの形成外科医、全ての参加者が共に学び、交流する貴重な機会となることを願っています。知識の交換と技術の磨き合いは、私たちの形成外科分野をさらに高みへと導くでしょう。内容については、本学会の特徴である動画によるビデオ演題を中心に、第30回の本学会で好評であった1分動画に加え、新たに3分動画などのセッションも企画したいと思います。形成外科の扱う領域においては他科と重なることやコラボレーションすることもあり、関連領域との共同ビデオセッションなども行う予定にしております。特別公演では、私の師匠でもあり形成外科のレジェンドである冨士森良輔先生に第30回に引き続きご講演賜る予定です。今回は【眼】の形成外科手術における矜持についてお話しいただく予定です。それ以外も、まだまだ魅力ある企画を思案中です。前回は第30回という本学会の総まとめという位置付けであったと思いますが、今回は第31回という新たな一歩を踏み出す学会にしたいと思います。
学会開催地である大阪ミナミは、俗にいう濃い大阪で、皆様が思い描くthe Osakaだと思います。学会が終わった後はdeep OSAKAを心ゆくまで堪能していただければ幸いです。医局員のみならずグリコの看板や道頓堀太郎などが皆様をお待ちしております。是非、日程を調整の上、本学会でひとりでも多くの皆様とお目にかかれるのを楽しみにしております。
“めちゃくちゃおもろいで!! ......知らんけど(笑)”