日本外科代謝栄養学会第62回学術集会

演題登録

演題募集期間

2024年12月20日(金)10:00~2025年2月21日(金)正午
2025年2月28日(金)正午まで延長しました
2025年3月7日(金)正午まで延長しました
2025年3月14日(金)正午まで延長しました
演題登録の受付を終了いたしました。
多数の演題をご応募頂き、ありがとうございました。

 筆頭演者は原則、本学会会員(正会員・購読会員・賛助会員)・日本アミノ酸学会会員に限りますが、今回は非会員の皆様からも幅広く演題を募集させていただきたいと思います。「メディカルスタッフセッション」以外のセッションへのメディカルスタッフからの応募ももちろん歓迎いたします。症例報告を含めて多くの演題をお待ちしております。

ページ下部の演題登録ボタンよりご登録をお願いいたします。

演題応募状況をふまえたプログラム編成の都合上、演題募集時の発表形式・カテゴリーからセッション名称や形式を変更する場合があります(一般演題も同様)。
変更が生じた場合は運営事務局より連絡いたしますが、ご理解いただけますようお願いいたします。

発表形式・カテゴリー

【教わり、学び、教える-シンポジウム】(公募、一部指定)

1.予後向上を目指したがん悪液質対策

 がん悪液質に対する理解は近年急速に進んできた。病態の解明とともに予後との関連性も明らかになり、その対策も検討される時代になった。予後不良因子であるがん悪液質をいつどのような指標で評価し、それに対してどのような対策が可能か?これからのがん診療の指針になるために、現時点での知見や展望をお示しいただきたい。急性期、慢性期を問わず、様々な視点からの発表を歓迎する。

2.わが国における術後早期回復の神髄は何か?

(日本栄養治療学会/日本外科代謝栄養学会 合同シンポジウム)
 術後早期回復を目指す周術期管理の重要性が唱えられて久しい。世界的に広まっているERASの概念は欧米での科学的根拠に基づくものだが、必ずしもわが国の外科周術期管理には外挿出来ないことも多い。一方、日本外科代謝栄養学会では、以前よりESSENSE projectを提唱して、患者満足度を重視した術後早期回復を提唱してきたが、その目標や評価のポイントはまだ必ずしも明確ではない。現在までの知見を踏まえて、わが国で患者満足度を高めつつ目指すべき「術後早期回復の神髄」を改めて考える機会としたい。さまざまな職種からのご発表を期待したい。

【教わり、学び、教える-パネルディスカッション】(公募、一部指定)

1.外科・救急領域におけるGLIM基準の使い方

 回復期病棟における栄養状態評価にはGLIM基準を用いることが診療報酬改定により推奨された。外科領域においても、GLIM基準による低栄養診断を導入した施設が増えているが、適切なスクリーニングツールの選択やGLIM基準による低栄養判定をどのように臨床成績向上につなげるか、などその使い方はまだ明らかではない。外科・救急領域でのGLIM基準の導入とその評価について、各施設での知見をご報告いただき、今後の普及に繋がる契機としたい。

2.サルコペニア・フレイル対策の進歩と課題

 外科・救急領域では、サルコペニア・フレイル患者の予後が不良であるとの多くのエビデンスが集積されてきた。しかし、予後向上のためには、治療前のサルコペニア・フレイルの予防や改善が必要であり、その対策法は確固たるエビデンスがないのが現状である。また、治療に伴う骨格筋量の減少やサルコペニア・フレイルへの進展も予後不良に繋がることが示唆されている。本セッションでは、外科・救急疾患の様々なphaseにおけるサルコペニア・フレイル対策について、予後を向上させるための各施設の工夫と現状、課題などをご発表いただき、今後のエビデンス集積のヒントを考えたい。

3.周術期・救急疾患治療時の血糖管理の意義と実際

 周術期・救急疾患治療時の血糖管理の重要性は論を待たないが、具体的に何を指標にどのように管理するのがbest practiceかは必ずしも明らかではない。また、最近のCGMの普及により、持続的な血糖値の推移がモニター可能となり、術前や退院後の血糖管理における注意点も示唆されるようになった。様々な病態やphaseにおける血糖推移とその適切な管理法について、ご発表いただきたい。

【教わり、学び、教える-ワークショップ】(公募、一部指定)

1.小児の代謝栄養管理のコツ-私達の考え方や工夫

 小児は成人よりも緻密な代謝栄養管理を要することが多い。また、個体差も大きく、いわゆるエビデンスに立脚した代謝栄養管理を行うことは容易ではない。短腸症候群など特有の管理を要する疾患もあり、各施設や医師が経験に基づいて対応すべき場合も多い。本セッションでは対象疾患を限定せず、様々な小児の代謝栄養管理における各施設でのtipsや考え方をお示しいただき、聴衆と共にぜひ治療の引き出しを増やしていただきたいと考えている。

2.侵襲期の患者に対する栄養管理のup to date-早期栄養介入管理加算の導入を経て-

 早期栄養介入管理加算の算定が広まり、術後や集中治療領域では早期経腸栄養が選択されることが多くなっている。しかし、画一的に経腸栄養優先という考えだけでは重症患者への適切な栄養管理にはならないこともあり得る。この加算導入から少し時間が経った現在、侵襲期・重傷病態の患者に対する栄養管理について各施設のご経験をご発表いただきたい。さらに、早期栄養介入管理加算の算定導入の成果と課題などについて、メディカルスタッフからの発表も歓迎する。科学的・社会的な最新の知見をぜひ共有したい。

【要望演題】(公募、一部指定)

1.外科周術期管理における漢方の有効性

 近年は、漢方薬の外科診療における有効性のエビデンスが成人・小児いずれでも増えてきた。様々な外科治療の術前術後でどのような漢方薬の使い方が治療成績向上に貢献するのか、各施設でのご経験をぜひお示しいただきたい。薬物療法が外科手術を含むがん集学的治療の一部と考えられるようになった現在、がん薬物療法施行時の漢方薬の有効性についての発表も歓迎する。

2.腎機能低下患者の代謝栄養管理

 外科周術期・救急集中治療において、腎機能低下患者の管理は難しい。原疾患の治療適応や治療強度の判断基準、人工腎臓の適応判断、そして栄養管理方法など患者ごとの個別化管理が求められる。がん薬物療法施行時を含めて、急性・慢性腎不全をはじめ腎機能低下患者の代謝栄養管理の経験やポイントをご発表いただき、明日からの臨床に役立てていただきたいと願っている。

3.外科代謝栄養学の伝承を支える基礎研究と臨床の接点

※演題登録システムUMIN画面では「10. (公募)【要望演題】3.外科代謝栄養学の伝承を支える-基礎研究」を選択してください
 外科代謝栄養学の進歩のためには、臨床の疑問解決に繋がるような基礎研究が欠かせない。また、様々な基礎研究で得られた結果から新たな診療の指針が得られることも多い。近年では基礎的な研究に興味を持つ若手が必ずしも多くないともいわれるが、外科代謝栄養学を支える基礎研究の考え方や面白さを伝承するために、ぜひとも貴重な研究成果の発表の場としていただきたい。様々な領域からの発表を歓迎する。

【メディカルスタッフセッション】(公募)

1.栄養指導を教わり、学び、教える

 近年では、がん外科治療のみならず様々な手術の前後での栄養指導が疾患の予後向上に欠かせないと考えられている。術前治療中の食事摂取量の増加や、術後に発生する体重減少・サルコペニアのリスクの早期発見と予防など、その目的・役割は多岐にわたる。しかし、その内容を医師が把握していることは少ないと思われ、適応や効果的な方法についてもコンセンサスがない。ここでは、小児を含めて様々な疾患での栄養指導について各施設の現状やその効果をご発表いただき、医師を含む多くの医療スタッフで教わり、学び、考えてみたい。多数の施設からの応募を期待している。

2.これからのNSTにおける専門職の役割は?

 NST活動は、外科・集中治療の領域ではもはや標準的な医療となった。しかし、働き方改革が始まった現在、以前のようなメンバー全員が集合しての全科型での活動は容易ではなくなった。一方で、個々の専門職の知識の向上により、病棟単位や外来でのより小さな多職種協働でのNST活動ともいうべき栄養サポートが行われるようになった施設も多いと思われる。保険診療報酬を考慮したそれぞれの施設の事情もあると思うが、メディカルスタッフ専門職としてNSTで現在どのような役割を担い、どのように活動しているのかをご発表いただきたい。同じような環境の施設で現状を共有して今後の課題を考えられればと思っている。

一般演題(口演またはポスター)(公募)

以下の様々な分野の演題を幅広く募集します。
研究成果をこの機会にぜひご発表ください。

  1. 外傷・救急・集中治療
  2. 腸内フローラ
  3. 静脈栄養
  4. 経腸栄養
  5. アミノ酸・タンパク質
  6. ビタミン・微量元素
  7. 免疫
  8. 漢方
  9. フレイル・サルコペニア
  10. リハビリ・運動
  11. 小児
  12. 創傷治癒・褥瘡
  13. がん薬物療法・集学的治療
  14. 基礎研究
  15. 臨床研究
  16. 栄養マーカー・予後予測
  17. 消化器
  18. 糖・脂質
  19. がん+悪液質
  20. 教育
  21. 高齢者
  22. NST
  23. 症例報告
  24. その他

演題の採否について

演題の採否や発表のカテゴリーなどは事務局に一任いただきます。
なお採否については演題登録時に入力されたE-mailアドレスにお知らせします。

演題募集方法

演題応募は、インターネットによるオンライン演題登録のみ受け付けます。
ページ下部のボタンより演題登録ページへお進みください。
UMINオンライン演題登録システムでは、JavaScript設定を無効にしたブラウザでは演題登録できません。
演題登録には、Firefox、GoogleChrome、MicrosoftEdge、Safariの最新バーションをご利用ください。それ以外のブラウザはご利用にならないようお願いします。
詳細は、オンライン演題登録画面上部の表をご確認ください。

1.字数制限など

抄録タイトル全角60文字抄録本文全角800文字までとします。
半角文字は2文字を全角1文字として換算されます。
図表の登録はできません。
最大著者数(筆頭著者+共著者)20名まで、最大所属機関数10機関までです。

2.文字種について

JIS第1、第2水準で規定されている文字以外は原則として使用できません(人名も含む)。
半角カタカナや丸数字、ローマ数字、特殊文字等の機種依存文字は使用できませんので、ご注意ください。

3.倫理的手続きについて

日本外科代謝栄養学会では演題応募に倫理的手続きが必須となります。
倫理承認を必要とする研究発表では、応募演題の倫理承認取得の有無や内容も査読対象となりますのでご留意くさい。

次項の【第62回「学術集会の演題応募における倫理的配慮と手続きについて」】をご確認の上、演題登録後に、本ページ最下部の「倫理的手続き回答フォーム」より必ず倫理的手続き状況をご登録ください。

なお、「倫理審査中」の演題も受け付けますが、2025年2月28日(金)までに承認を受けるようにしてください。
承認が降りましたら、速やかに再度「倫理的手続き回答フォーム」よりご登録ください。

4.利益相反

学術集会での演題発表の際は、抄録提出前1年間の発表内容に関し、筆頭演者の利益相反状態について開示を行っていただきます。

  1. 演題登録時にはUMINの登録画面で各項目について利益相反の有無についてチェックをしてください。
  2. 発表時には、口頭発表は発表スライドの最初、ポスター発表はポスターの末尾に開示してください。

5.受領通知

「登録」ボタンをクリックすると登録の画面が表示されます。正常に登録が終了しますと、登録番号が自動発行され画面上に表示されます。この登録番号をもって演題応募の受領通知といたします。この登録番号が画面上に表示されない場合は、演題応募はまだ受け付けられていませんのでご注意ください。
また、応募時に登録されたE-mailアドレスにも登録完了通知が送信されます。(携帯電話のE-mailアドレスは使用しないでください。)
応募者自身が間違えて入力した内容につきましては、事務局では責任を負いません。
登録ボタンを押す前に、間違いがないかご確認ください。

Webメール(Gmail・Yahoo mail等)をご利用の方へ

連絡先メールアドレスにGmail・Yahoo mail等のWebメールを登録している場合、採択通知などのメールが届かない事例が多く発生しております。
Webメールのご利用はお控えいただくことをお勧めいたします。
諸事情でWebメールを登録された場合、登録完了メールや採択通知が届かない可能性がございます。

6.登録番号・パスワード

演題応募により登録番号とパスワードが発行されます。
この登録番号とパスワードが無ければ、演題の確認・修正・削除はできません。忘れないよう自己責任において管理してください。
なお、セキュリティーを維持するため、事務局では一切お答えすることができませんのでご注意ください。

7.演題登録に際してのご注意

登録された抄録の校正および修正は一切行いません。演題登録者の責任で校正を済ませたうえ、ご登録をお願いいたします。規定外の抄録は、不採用となりますので十分にご注意ください。
なお、プログラム委員会において体裁の修正を行うことがありますが、予めご了承ください。

8.演題の確認・修正・削除

一度登録された演題に修正を加えるときは、「確認・修正・削除」ボタンを使用します。
演題応募締切前であれば登録番号とパスワードを入力することにより、修正・確認・削除ができます。

第62回「学術集会の演題応募における倫理的配慮と手続きについて」

注意事項:研究発表の倫理手続きが必須となりますのでご留意ください。

研究発表における倫理的配慮

抄録作成にあたっては「ヘルシンキ宣言」、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」、「症例報告を含む医学論文及び学会研究会発表における患者プライバシー保護に関する指針」などを遵守し、演者の責任において倫理的問題が解決された抄録をご応募ください。

演題応募時の倫理的手続き

日本外科代謝栄養学会では、先に日本外科学会より呈示された「日本外科学会学術集会への演題応募における倫理的手続きに関する指針」に準じて、応募演題を6つのカテゴリー(A, B1, B2, C, D, E)に分けております。それぞれの研究カテゴリーをご確認のうえ、演題応募にあたって必要な倫理的手続きを講ずるようにお願いいたします。
詳しくは日本外科学会ホームページ「日本外科学会学術集会への演題応募における倫理的手続きに関する指針【令和元年7月9日改訂版】令和2年5月26日更新について」をご覧ください。
倫理承認を必要としない「人を対象とする」研究演題は,カテゴリーAを選択してください。

カテゴリーB1(既存資料・情報を用いた観察研究)またはB2(新たに取得する試料・情報を用いた観察研究)に分類される観察研究も研究発表に際し,各施設の倫理承認が必要です。倫理審査員会や治験審査委員会(IRB)、あるいはそれに準じた諮問委員会の承認を得ておくよう予めご準備ください。

応募演題は、倫理承認取得の有無や内容も査読対象となり、倫理手続きに不備がある場合は不採択となる可能性があります。


暗号通信(推奨)

平文通信

倫理審査

演題登録完了後に、下記回答フォームより倫理的手続き状況をご登録ください。

演題募集に関するお問い合わせ先

日本外科代謝栄養学会第62回学術集会 運営事務局
株式会社春恒社内
E-mail:jssmn62-cytokine31@shunkosha.com