第16回日本創傷外科学会総会・学術集会

会長挨拶

会長 島田 賢一

第16回日本創傷外科学会総会・学術集会
会長 島田 賢一
金沢医科大学形成外科学 教授

 この度、第16回日本創傷外科学会総会・学術集会を2024年7月11日(木)・12日(金)の2日間にわたり、ホテル日航金沢(金沢駅前)にて開催させていただきます。皆様を金沢にお迎えできますこと、大変嬉しく、そして光栄に存じます。 COVID-19によるパンデミックもエンデミックに移行しつつあるなか、様々な学術集会がコロナ禍前の日常に戻りつつあります。そして、今回の学術集会は対面での開催を予定しています。リアルでの発表そしてその場での緊張感のある質疑応答など、コロナ禍以前のように顔をつきあわせ、口角泡を飛ばしながらディスカッションができることを楽しみにしています。

 さて、学会テーマは「創を想う」としました。創傷を扱う形成外科医はまず、「創」と対峙するわけですが、それが一体どのような「創」であるのか(急性?慢性?外傷?異物?感染?炎症?免疫の関与?などなど)想い巡らせることは、とても重要です。そしてその「創」をどのように治療していくか、戦略と戦術を立てるわけです。今回、学会ポスターの中央の梅鉢紋(前田宗家の紋)に、「創」の音読みである「sou」から連想される語句「瘡」「叢」「層」「走」「操」をちりばめました。この梅鉢紋の意図するところは、「褥瘡(sore)など創(wound)に潜む細菌叢(flora)を把握し創内の層(layer)構造を理解したのち、線維芽細胞、上皮細胞の遊走(migration)を促進させ、創床を整え操り(operate)治癒を図る」ことです。みなさん今一度、創に想いを巡らせてみてはいかがでしょうか。

 本学術集会は、当教室にとっては久しぶりの全国学会です。教室員一同この学術集会を成功に導くべく鋭意努力致したく思います。金沢は観光施設の整備が進みおしゃれなホテルやたくさんの美味しい飲食店などがあります。そして、2024年4月には北陸新幹線が敦賀まで延伸され、首都圏のみならず関西圏からもアクセスがよくなります。また福岡・札幌-小松間の直行便もあります。是非、みなさまのお越しを心からお待ちしています。