ご挨拶
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第40回日本皮膚外科学会総会・学術集会
会長 中川 雅裕
浜松医科大学医学部形成外科学講座 教授
このたび、2025年9月 20日(土)- 21日(日)に、第40回日本皮膚外科学会総会・学術集会を浜松駅に隣接するアクトシティ浜松コングレスセンターにおおいて開催させていただきます。日本皮膚外科学会は1986年に「皮膚外科勉強会」として発足し、皮膚科・形成外科が集う学術集会で、今回で40回目の開催になります。
今回の学会のテーマは “ 古きを見直そう!” といたしました。最近は物事の進歩が急激で、予想もしなかった変化が突然おこります。そして、時間が経つと古いものが切り捨てられます。しかし、そうした古いものの中には良いものや人情味があふれるものが多くあります。それらを見直して再認識してもらいたいと考えています。手術に関しても、昔からあり古いが忘れてはいけない手技や新しい手術に挑む際に必要な哲学などあり、今回はそれらに目を向けたいと思います。一方で過去だけ振り返っていては医療の進歩についていけません。最近ではダ―モスコピーや超音波診断装置、ICG近赤外光カメラなどの診断用医療機器や、新しいエネルギーデバイスや針・糸などの手術用医療機器などの進歩が著しいものがあります。これら新しい技術や機器の使い方に関しても発表していただく予定です。学会参加者が情報や知識を共有でき、皮膚外科領域の発展することを期待します。
また、開催地である浜松の観光地として、汽水湖であり豊富な魚介類が取れる浜名湖や徳川家康が29歳から45歳までの17年間過ごした、“出世城”としても知られる浜松城、四季折々の花々が咲くはままつフラワーパーク、日本三大砂丘の中田島砂丘などがあります。また、浜松のグルメとしては、よく知られている“うなぎ”や“浜松餃子”に加え、“すっぽん”や浜名湖の魚介類 “どうまん蟹”や遠州灘で水揚げされる“ふぐ”や舞阪・新居魚港で水揚げされるもちもちした食感の“もちかつお”、そして夜のお菓子の“うなぎパイ”など美味しいものが豊富にあります。また、静岡県はクラフトビールの聖地と言われているほどブリュワリーが多く、日本酒の酒蔵も豊富です。学術集会はもちろんのこと、おもてなしの心をもって全国から集まる参加者の先生方に浜松を楽しんでもらいたいと考えております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
第40回日本皮膚外科学会総会・学術集会
会長 中川 雅裕
浜松医科大学医学部形成外科学講座 教授