会頭挨拶

この度、第43回日本美容皮膚科学会総会・学術大会を主催させていただくことになり、身に余る光栄と存じます。本大会は、2025年8月16日（土）、17日（日）に大阪市中之島にある大阪国際会議場（グランキューブ大阪）で開催いたします。夏の暑い季節ですので、

クールビズ（ノーネクタイ・ポロシャツ・TシャツなどOK）

とします。

本大会のテーマは「やってみなはれ！ナニワで学ぶ美容の科学」としました。「やってみなはれ！」は大阪が生んだ世界的企業サントリーの創始者鳥井信治郎氏がモットーとして言われていた言葉です。わたしが鳥井信治郎氏の創立された雲雀丘学園を卒業し、現在は鳥井氏が生まれ育ち、起業された大阪船場で開業していることから、この言葉をテーマにさせて頂きました。講演者の先生や共催・展示企業の皆さんから多くの「やってみなはれ！」を提示して頂き、参加者の皆様がひとつでも多くの＜やってみようかな＞を持って帰って頂ければ、とてもうれしく思います。また、美容皮膚科診療はしっかりとした皮膚科的基礎知識、安全かつ適正な美容施術方法や器機使用法の知識、さらには接点となるべき多面的な医学知識が必要となります。これらについて「学ぶ」機会を提供できればと思う次第です。

大阪での開催は2017年の山田秀和先生御主催の大会以来となり、さらに本大会の開催時には大阪・関西万博も行われています。この機会に多くの皆様に＜大阪、ちょっと行ってみようかなっ＞と思って頂き、是非学会にお越し下さればと思う次第です。多いに楽しんでいただけるよう、日本皮膚科学会会員が中心となったデルマトオーケストラの演奏会、懇親会では秘密の特別企画など、種々イベントも企画中です。

では、多くの皆様のご参加をお待ちしております。