第52回日本マイクロサージャリー学会学術集会

演題登録(公募・指定)
Call for abstracts

This year, everyone is welcome to perform oral presentations of free paper in English.
*The button for the abstract registration site is located at the bottom of this page.

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演題登録期間

2025年5月27日(火)13:00 ~ 2025年7月22日(火)17:00

※締切直前はホームページへのアクセスが集中し、演題提出に時間がかかることが予想されます。時間的余裕をもってご登録ください。

※登録後の演題修正についても、上記期間内にお願いします。
 登録締切後の修正は、プログラム編成・抄録制作スケジュールの都合上、受付いたしかねます。あらかじめご了承ください。

応募資格

非会員の方は、演題登録前に入会手続きを行ってください。入会に関してのお問い合わせは、下記までお願いします。
また、本学術集会ではリンパ外科研究会を併催いたします。リンパ外科研究会への演題登録も本学術集会の演題登録サイトより行うことになりますのでご留意ください。

<入会に関するお問い合わせ先>
一般社団法人 日本マイクロサージャリー学会事務局 事務局
株式会社春恒社 学会事業部内
〒169-0072 東京都新宿区大久保2丁目4番地12号 新宿ラムダックスビル9階
TEL:03-5291-6246 / E-mail: micro@shunkosha.com
https://jsrm.umin.jp/

発表形式

  • Ⅰ.主題(公募)
  • Ⅱ.シンポジウム/パネルディスカッション(公募・一部指定)
  • Ⅲ.一般演題(一般、ビデオ)(公募)
  • Ⅳ.リンパ外科研究会

※演題の採否・発表形式については会長にご一任ください。
※シンポジウム・パネルディスカッションで不採択の場合、一般演題などでの採択となる場合があります。プログラムにつきましては、会長にご一任ください。

特別演題(公募・一部指定)

主題(公募)

 本学術集会のテーマである「醫の原点に回帰する」に合わせて、主題セッションを設定しました。
 本セッションでは、疾患や分野を限定せず、主題となっている内容について、演題を広く募集します。主題に合致した演題であれば採択演題数を限定せず採択しますが、抄録の査読により「主題と合致していない」と判断された場合や、一人で数多くエントリーされた場合は、一般演題での採択になる場合があります。
 主題の一部のセッションでは、スマートホンを用いた演者・聴衆の相互型構成にする場合があります。

①一般的(定型的)ではないが、あえて行っている手技・術式

 多くの症例を経験している先生方は、一般的(定型的)ではないが、こだわりをもって、あえて行っている手技・術式があると考えられます。これらについて、“一般的には〇〇だが、こういう理由から私は△△している”という理由を含めた抄録の記載をお願いします。
 基本的には、患者さんの利益を求めたコンセプトを募集しますが、術者や助手の利益(簡単、疲れない、分かりやすいなど)を介して、間接的に患者さんの利益に寄与する内容も含みます。

②コンセプト・術式の変遷:なぜ今の術式(手技)になったか?

 長く専門領域の治療を行っていると、結果のフィードバックにより幾多の変遷を経て現在の術式(手技)になったということがあると思われます。このストーリーを話していただくことにより、演者以外の医師が最短距離でその域に達する可能性があります。演者は、マイクロサージャン歴が概ね20年以上(45~50歳以上)の先生が対象で、そのストーリーを報告していただきます。
 本主題においても、基本的には、患者さんの利益を求めた流れの中での術式(手技)の変遷を募集し、変遷歴(好ましくない結果などを含めて)詳細に述べていただけるように、口演時間は通常より長めに設定する予定です。

③Free flapで再建するのが定型だが、行えなかった症例と対応法

Free flap 移植で再建するのが通常(定型)であるが、様々な理由によりFree flapでの再建が行えなかった症例の情報共有が目的です。A) 合併症などにより、術前からFree flap 移植での再建は困難と考え、当初から他の方法で再建した症例、B) 術中に発覚した何らかの理由により、Free flapでの再建を断念し、その他の方法で再建した症例、C) Free flap での再建を行ったが想定外の理由により成功しなかった症例と術後のサルベージ、の3つを含みます。抄録の最初に、A,B,Cの別を記載してください。

④通常と異なっていた症例、想定外だった症例、対応に困った症例

学会発表にはならないと考えてお蔵入りになってしまっているCase(もしくはCase series)を共有することは、他の医師の今後の診療に大きく役立つと思われます。術前、術中、術後のいずれをも含み、分野を限定せず、結果の良否やサルベージの可否を問わず、広く募集します。

⑤患者満足度に関する演題

手術の成否は、究極的には患者の術後満足度によると考えられます。患者満足度に関する報告を、広く募集します


シンポジウム / パネルディスカッション

シンポジウム形式にするかパネルディスカッション形式にするかは、演題内容と登録状況により決定します。

①マイクロサージャリーにおける働き方改革(指定のみ)

②小児期のFree flapを用いた再建の長期成績と成長への影響(公募)

さまざまな理由で、小児期にFree flapを用いた再建を行わなければならない場合があります。再建後の成長への影響の情報共有が目的となります。成長が完了しない思春期以前(概ね10-12歳未満)に手術を行い、10年以上経過観察ができたcase seriesを募集します(とくに重要な報告と考えられた場合はcase報告でも採択することがあります)。発表内容のフォーカスは、移植先とドナーのどちらでも結構です。

③微小血管・リンパ管吻合は、AIとロボットによる自動吻合に移行するか?(公募、一部指定)

動脈硬化が著しい場合の動脈吻合を除けば、微小血管吻合やリンパ管吻合自体は、ある意味、単純な手技なので、人よりロボット向きの手技かも知れません。この手技が近い将来、AIとロボットによる自動吻合に移行する可能性があるか?について、自動吻合に向けて実際に行われている試みをご発表いただきます。“単なるロボット手術”を超えたロボット自動吻合の可能性について考えるセッションです。

④ハイボリュームセンターでなくても手術が上達するために:指導医の観点と若手の意識(公募、一部指定)

高いモチベーションを持った若手のすべてがハイボリュームセンターに勤務できるわけではないですが、手術は経験症例が多いほど上達するわけでもありません。ハイボリュームセンターに勤務しなくても、指導医が指導方法を工夫し、若手が確固とした意識を持って少ない経験から真髄を得ることができれば、上達は十分に可能と考えられます。本セッションでは、指導医と若手の両者の登壇を想定しています。

⑤動画で共有する遊離皮弁移植のトラブル、トラブルシューティングの経験(指定のみ)

⑥整形マイクロサージャンが得意とする再建を共有する(指定のみ)

⑦リンパ浮腫に対して本当に効果がある手術方法、最も有効な治療法(公募、一部指定)

リンパ浮腫に対する外科的治療に関しては、良好な結果が数多く報告されてきましたが、保存療法の併用による効果や、患者意識の向上による効果も含まれると考えられます。また、スーパーマイクロサージャリーで吻合する径0.3mm未満のリンパ管を用いたLVAも、実際に効果があってはじめて意味を成します。本セッションでは、手技・治療法と結果をペアで報告していただき、最も効果のあるリンパ浮腫の治療法を探る機会にしたいと考えています。手術手技が主題のセッションではないので、結果の報告を必須とします。

⑧自家組織による乳房再建の、再建乳房/ドナーのバランスを考える(公募、一部指定)

乳房再建は非露出部の再建ですが、整容が主目的の治療です。しかしながら、自家組織による再建では、ドナーに長い瘢痕と変形が残るというパラドックスが存在します。また、遊離組織移植で再建を行う以上、100%の成功率を保証することはできません。再建対象が乳房であれば、他部位の犠牲は、やむを得ないのか?ということを含めて、乳房とドナーについてもっともバランスの良い再建を考える機会にしたいと思います。

⑨四半世紀後の医療:相変わらずマイクロサージャリーが主役である疾患vs.他の治療法がとって変わりそうな疾患(公募、一部指定)

職場の安全管理が徹底されるようになって労働災害による外傷が減少し、自動車や電気製品などの安全性が高まったこともあり、いわゆる“大怪我”をする人が少なくなりました。さらに、一部のがんでは、外科的切除以外の治療にも目覚ましい進歩が見られます。そんな中、20-30年後にマイクロサージャリーが果たす役割について客観的にとらえ、来るべき変化に準備をしていく機会になればと考えます。

一般演題(Free paper)(公募)

 本学術集会では、一般演題を「一般的な発表」と「ビデオを中心とした発表」の2つにわけて募集します。
 皮弁挙上や血管・リンパ管吻合/神経縫合などの手術手技をビデオで報告する場合は、「ビデオ中心の発表」を選択して登録していただき、(時間に余裕があれば)少し長めの時間を設定したいと考えています。英語での発表を希望する場合は、英語で抄録を書いていただきます。

  1. 再接着(Replantation)
  2. 皮弁(Flap)
  3. 骨移植(Bone transplantation)
  4. 頭頸部(Head and neck)
  5. 体幹(Trunk)
  6. 乳房(Breast)
  7. 上肢(Upper limb)
  8. 下肢(Lower limb)
  9. リンパ(Lymph)
  10. 血管(Vessels)
  11. 腫瘍(Tumor)
  12. 神経一般(Nerve)
  13. 顔面神経(Facial nerve)
  14. リサーチ、解剖(Research, Anatomy)
  15. 採取部(Donor site)
  16. その他(Others)

※リンパ外科研究会の演題登録も、こちらから行います

演題登録方法

登録時の注意事項等をご一読のうえ、最下部のボタンより「新規登録」、「確認・修正」を行ってください。

登録時の注意事項

  • 演題登録画面には下記いずれかのブラウザ(最新バージョン)でアクセスしてください。
    Firefox / Google Chrome / Microsoft Edge / Safari
  • 演題登録時の「登録番号」と「パスワード」はご自身で管理してください。(セキュリティ上、運営事務局ではパスワードに関するお問い合わせには一切お答えできませんのでご了承ください。)
  • 締切までは「確認・修正画面」から登録番号とパスワードでログインすることで「修正 / 確認 / 削除」が可能です。
  • 登録データをそのまま使用して抄録集を作成いたします。締切後、登録内容の修正は一切お受けできませんので、締切までに登録内容のご確認をお願いします。
  • 登録が正常に完了した場合は登録確認メールが登録先メールアドレスへ送付されます。
  • 必ず受信していることをご確認ください。

※演題登録が完了しますと、UMIN演題登録システムからメールが自動配信されます。自動配信メールが届かない場合、演題登録が完了していない可能性がありますので、必ずメールの受信確認をお願いします。

自動配信メールが届かない場合

  • 「確認・修正画面」から演題登録が完了しているか必ずご確認ください。その際、「筆頭著者の電子メールアドレス」に入力間違いがないかもご確認ください。
  • 「確認・修正画面」から演題登録が確認できない場合、登録が完了していない可能性がありますので、締切までに運営事務局へメールでお問い合わせください。
  • 自動配信メールがスパムメールとして認識され、メールの配達が拒否されている、または、迷惑メールフォルダに振り分けられている場合があります(特にGmailで多く発生しているようです)。この場合、別のメールアドレスでも登録をお試しください。

■ UMIN演題登録システムFAQページ(演題投稿者向け)
https://center9.umin.ac.jp/FAQ/endai/toukou/

演題登録画面

演題登録についてのお問い合わせ

If you have any question, don’t hesitate to contact 52thJSRM Secretariat (52jsrm@shunkosha.com).

第52回日本マイクロサージャリー学会学術集会 運営事務局
株式会社春恒社 コンベンション事業部内
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TEL:03-3204-0401
E-mail: 52jsrm@shunkosha.com